膝の痛み

   

  • 年齢のせいと言われ、諦めている
  • 繰り返し水が溜まる
  • 歩き初めの痛みに悩んでいる
  • 階段の昇降が辛い
  • 変形しているため、手術を勧められている

様々な年代で起きる膝の痛みですが、学生では成長痛。中高年では、加齢が原因だとして積極的な治療を受けられていない方が多い印象があります。一言で膝の痛みと言っても、痛みを出す原因は部位によって様々です。適切に施術を行う事で、諦めていた膝の痛みから解放されるかもしれません。

実は、膝は2つの関節で構成されています。一つ目は、大腿脛骨関節と呼ばれる関節で一般に膝関節として理解されている関節です。二つ目は、膝蓋大腿関節です。この関節は、膝蓋骨つまり一般に「お皿」と呼ばれている骨と大腿骨との間での関節の事です。

このどちらの関節で問題が起きているのか、それによって施術方法も異なります。

膝の痛みの代表的な症状|セントラル鍼灸接骨院

膝の痛みで代表的な症状は、①変形性膝関節症、②膝関節水腫です。

①変形性膝関節症は、加齢による膝の痛みと言われ、大腿脛骨関節の間で関節軟骨が薄くなった状態のものです。O脚変形による変形性関節症が原因疾患としては最も多く、正座やしゃがむ動作が出来ない、立ち上がりと歩き初めの痛みが特徴です。シップや痛み止めでの処方だけでは時間と共に状態は悪化してゆきます。年齢のせい、と諦めずに治療を行う事で変形の進行にブレーキをかける事が出来るのです。

②膝関節水腫は、一般に膝に水が溜まると言われる症状です。膝蓋大腿関節の問題で起こり、お皿の裏側にある関節包と呼ばれる関節を覆う袋で炎症を起こし、腫れる事で関節包の内圧が高くなり痛みを起こします。注射器で水を抜いて、内圧を下げる処置が一般に行われます。しかし、炎症を起こす原因を取り除かなければ、繰り返し水が溜まります。また、炎症が長期化する事で、変形性膝関節症を起こすリスクも高まってしまいます。

膝の痛み 施術法|セントラル鍼灸接骨院

 ①変形性膝関節症への施術は、関節の拘縮を改善し正常な機能に近づけてゆく事を目的とします。変形した関節は拘縮を起こす事で、正常な可動が出来なくなっています。

セントラル鍼灸接骨院では、固まって動きの悪くなった関節に「WINBACK」という特殊な施術機器を用いて、温熱を加えながら筋膜リリースを行います。関節の可動が改善されることで、滑液という潤滑液がまんべんなく行き渡り、関節の動きをスムーズにしていきます。

変形性膝関節症のO脚変形は、股関節の形態や機能も大きく関係する為、正常な歩行に近づけるには、EMSトレーニングを用いて股関節~膝関節が正常に機能するようにリハビリを行います。

②膝関節水腫への施術は、鍼灸治療や電気施術を使って炎症を鎮め、関節の腫れを早期に吸収させること。それと、関節包と呼ばれる関節を覆う膜が固くなり炎症を起こしやすくなっているため、関節包の筋膜リリースを行います。