腰の痛み

   

  • 座り仕事なので腰痛持ちだ
  • 力仕事なのでどうしても腰に負担がかかる
  • 腰からお尻にかけて痺れがある
  • ぎっくり腰を繰り返す
  • ギックリ腰から腰の痛みが取れない
腰痛は多くの人が経験する不調の一つで、慢性的な痛みは仕事にも影響しその経済損失は、なんと3兆円にも及ぶと言われています。
長時間のデスクワーク、重いものを持つ仕事や、立ち仕事はどうしても腰痛が起こりがちです。「職業病だから」と諦めずに、当院にご相談ください。患者様それぞれの腰痛のタイプに合わせた施術を行っております。
 

慢性の腰痛も大きく4つのタイプに分類できます。

 タイプ①筋膜型

長時間座っていて、立ち上がり時の痛みが代表的です。とくに、ソファーなどの柔らかい椅子に座ると調子が悪くなるタイプの腰痛です。

タイプ②椎間関節型

家事などで長時間立ち仕事をしていると痛みが出ます。女性の腰痛に多く、反り腰タイプの方に多い腰痛です。

タイプ③椎間板型

ギックリ腰を繰り返し起こす方に多く、車の運転や、長時間の座り姿勢で痛みを起こします。また、起床後しばらくは痛みが出やすく、洗顔時の中腰姿勢で痛みを誘発します。

タイプ④骨盤型

女性に多く周期的に起きる特徴があります。これはホルモンの影響により、骨盤、特に仙腸関節を安定させる靭帯に緩みが出る事が原因です。出産後の腰痛もこのタイプが多く、予防的な産後ケアが有効です。

腰痛について|伊勢市セントラル鍼灸接骨院

腰痛は慢性症状の代表的な痛みですが、長期間の慢性痛に慣れてしまうと、「痛みの無かった時のことを思い出せない」と言われる方もいるほど。

スポーツや旅行が趣味の方でも、慢性腰痛を起こすようになってからは自然と趣味から遠ざかるようになってしまう…。これも慢性腰痛の怖い症状の一つなのです。

しっかりと痛みの原因に合わせたケアを行い、本来の自分を取り戻しませんか?

 

腰痛が引き起こされるメカニズム

腰椎は5個の椎骨から成っており、その下には骨盤の中心をなす仙骨と尾骨が連なっています。

この腰椎と骨盤を体幹と呼び、歩行をはじめとする動作の中心軸として機能しています。

体幹には、インナーユニットと呼ばれる筋肉(腹横筋・横隔膜・多裂筋・骨盤底筋)が共同で働く事でコルセットの役割を果たし、体幹を安定させ腰椎を守る働きがあります。しかし、慢性腰痛の方ではこの体幹を安定させるはずのインナーユニットに問題が起きています。

本来働くはずのインナーユニットに問題が発生すると、重心が不安定になり反り腰になったり椎間板への圧力が強くなることで痛みを慢性化させる「負のループ」へとつながります。

慢性腰痛の負のループから脱出する為に必ず必要な事は、インナーユニットの機能を獲得する事。そして、負担の増えてしまった腰椎を安定させて守る事が重要です。

腰痛の施術方法|セントラル鍼灸接骨院

慢性的な腰痛を解消するためには、どのタイプの腰痛なのかを知っていただく事から始まります。そして、姿勢に気を付けていただく事など、日常の過ごし方も大切です。

タイプ①筋膜型

主に腸腰筋への負担を減らす事が重要です。ソファやあぐら、座椅子などに座る機会の多い方は、できるだけ座面が固く、膝よりも高さのある椅子に座るようにしましょう。腸腰筋は深層にある筋肉で、セントラル鍼灸接骨院では筋膜リリースなどの施術を行います。

タイプ②椎間関節型

反り腰になる事で、腰椎の後方にある椎間関節に負担がかかる事で腰痛を起こします。特に、立ち姿勢が続く際や、仰向けに寝た際に腰椎の反りが大きくなる傾向があるため注意が必要です。鍼灸治療や電気施術を行い、椎間関節にかかる負担を取り除く施術を行います。また、反り腰を矯正してゆくためには運動療法を積極的に行います。

タイプ③椎間板型

起床時の痛みが強い為、ささいな動作でギックリ腰を起こす事があり注意が必要です。また、長時間の座り姿勢は痛みを誘発します。痛みの対策としては、鍼灸治療を。また、マッケンジー体操と呼ばれる運動療法を行う事で椎間板を矯正してゆきます。

タイプ④骨盤型

生理前や、出産後に起こるタイプの腰痛。座り姿勢、特に横座り等で痛みを誘発します。痛みに波がありますが、痛みの少ない時期には骨盤矯正などが有効です。痛みの強い時期には、電気施術や運動療法を積極的に行い骨盤の安定化を図ります。