産後骨盤矯正はナゼ必要⁉️パート2
2016年06月19日
こんにちは‼️
セントラル鍼灸接骨院、院長の稲垣です。
先日、産後骨盤矯正の必要性について投稿しました。
産後、『リラキシン』というホルモンの影響で骨盤が開くという事。そして、妊娠中に『腹横筋』というインナーマッスルがユルユルになってしまうと言う事。
そして、『腹横筋』がユルユルの状態では体幹を支える事ができない為、腰痛や坐骨神経痛が起こる事も実例とともにご紹介しました。
さて、今日はその続きです。
つまり、『骨盤が開いたままで、腹横筋がユルユルのままだとどうなるか?』という事です。
腹横筋は、腰からお腹回りを取り囲み、コルセットの役割を果たすと共に、内臓を支える仕事をしています。
しかし、妊娠中にユルユルになってしまった腹横筋をそのままにしていると、内臓が支えられなくなり『内臓下垂』を起こします。
この時、骨盤が開いたままの状態であれば下垂した内臓は骨盤内に落ち込もうとします。
骨盤の底にはハンモック状に『骨盤底筋』が膀胱や子宮といった骨盤内にある臓器を支えています。
内臓下垂の状態が続く事で、いずれ『骨盤底筋』も支えが効かなくなる事で『尿モレ、頻尿、子宮脱』といった症状があらわれます。
『尿モレ、頻尿』に至っては、成人女性の4人に1人という高確率で起こると言われます。
出産後はお子さんの世話も大変で、自分の事は後回しになりがちです。
しかし、出産という大仕事を終えた体は悲鳴を上げています。産後のケアでその後の人生が変わるのです。
以上の理由から、当院では産後の女性には『骨盤矯正』と、『楽トレ』を使ったインナーマッスルトレーニングをオススメします。
また、産後のケアが出来ずに『尿モレ、頻尿』に悩む方にも『インナーマッスル』のトレーニングで多くのご支持を得ています。
産後のケアから、女性のデリケートな悩みまで諦めないでご相談ください‼️